バイクによる尾行の必要性

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探偵事務所の選び方については、たくさんのサイトで紹介されております。打合せ場所がファミレスや喫茶店ではなく、きちんと事務所が存在するのか、警察署への届け出がなされているかといった基本的チェックポイントから、料金や調査終了後のサービスまで触れたものまで様々です。

そこで今回は少し違った視点からの探偵事務所の選び方、特に近年変化する浮気事情に応じて必要不可欠となった「バイクによる尾行の必要性」について、なぜ今バイク尾行が必要なのかをご紹介します。

近年、女性による不倫の増加は目を見張るものがあり、今や探偵事務所へ浮気調査を依頼するのも男性の方も当たり前となっております。

男性依頼者の場合は当然、調査対象者は奥さんとなります。

 

さて、女性が不倫をする場合、どのような状況が考えられるでしょうか?

 

例えば、浮気相手の男性とラブホテルを利用するとしましょう。そうなると2台の車でホテルへ行くことは考えにくく、どこかの駐車場などで待ち合わせするケースが多いのです。

待ち合わせをした女性は、自分の車をその場所に乗り捨てて、大抵の場合が男性の車に乗り込みます。

浮気相手の男性ががあらかじめ分かっていれば尾行も楽です。しかし、ご依頼の時点でどこの誰だか分からないといった状況であれば、我々探偵は現場で初めて男性の車を見ることとなり、すなわち前もってGPSも付けられないため、絶対に逃せない一発勝負の尾行が始まります。

GPSが付いている車両を追うことは多少見逃しても追いつくことができますし、多少距離をおいて対象車両から見えない程度に尾行することもできます。しかし、初めましての車両を追う場合は、まかれてしまえば即アウトとなり、悔しがっている頃に2人はラブホでバスローブを着ているでしょう。

車だけでの尾行でも十分可能ですが、やはり見逃す可能性は0ではないのです。

そこで非常に便利なのがオートバイ、そうモーターサイクルなのです。

バイクは信号待ちのすり抜け、押して歩ける、Uターンや小回り、駐車場に困らない、細い道でも入って行けるし、ETC装着で高速道路もバンバン追えるのです。ある程度距離を置いての尾行も可能であり、離されればすぐに追いつくことができ、また、他人の車の陰に隠れながら走ることも可能と、尾行の全てにおいて優れている乗り物なのです。

デメリットは雨の日や雪の日は危険で辛いことぐらいです。それから現場が遠いと、そこまで自走での行き帰りが大変です。なのでバイクを積むことが出来るワゴン車は必要です。

今回導入したSSタイプのKawasaki ZZ-R 1400というバイクは、100km/h に到達するまでわずか2秒台とフェラーリやポルシェよりも速いのです。

実際はそんなに出すことはないですが、その様なマシンで追っているという自信があるだけで、絶対に逃げられないぞ、離されることは絶対にないぞ!  という追う側の心のゆとりが全然違うのです。

当事務所ではこの春にバイク2台を増車し、車両タイプもスーパースポーツ、オフロード、大型スクーターと合計3台のバイクで、あらゆるシーンに対応できる体制となりました。運転するライダーも増員し、(1名教習所)日々の尾行練習、シュミレーション、無線の取付、扱い練習、車両の改造に余念のない毎日であります。(目立たないための改造ですからロケットカウルは付けません。)

バイクを常時所有している探偵事務所は意外と少ないことや、今までは何とか車のみでの尾行で失敗が無かったことから、バイクを必要と感じていませんでした。

とちぎ探偵事務所も今までの通常の尾行は車両2台のみで行っておりましたが、近年、バイクの必要性を強く感じ、この新年度からは車両尾行の際はバイクを必ず1台付ける体制としました。 でも~お高いんでしょ~? いえいえ、なんと料金はすえおきです(T_T)

「バイクは所有していないが、必要な時にバイクを持っている探偵仲間に応援を頼む」というスタンスの探偵事務所ではなく、急な出動にも対応できるよう、自社でバイク車両やライダーを保有し、日々の教育、運転技術向上のトレーニング、車両整備をすることが重要と考えました。

また、車よりもどうしても危険を伴うバイク尾行であることから、ライダー調査員達の負担を少しでも無くすためにも、事務所運営側は任意の保険を手厚くカバーする必要があるのです。

 

女性の浮気が急増する今、バイクによる尾行は必要不可欠となりました。奥さんの浮気で悩まれている男性の皆様、その様な箇所も探偵事務所を選ぶポイントとしてみてはいかがでしょうか。

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