離婚経験者の再離婚率が高いのはどうして?

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Divorced

A再婚者の約5割の人が再び離婚している現状があります。そうした離婚→再婚→離婚のループに陥ってしまう人には、ある特徴があるようです。

結婚には向き・不向きがあることは仕方のないことです。それは交際経験の豊富さとは、あまり関係がないことかもしれません。お友達のなかにも、「学生時代から常に異性にモテモテだったのに、なぜか結婚生活が長続きしない」という人がいるのではないでしょうか。

恋愛と結婚は別モノ、とはよく言われることですが、「恋愛に長けた人、でも結婚スキルはない」という人もいれば、「恋愛下手でお見合い結婚、でも最後まで添い遂げる」という人もいます。

それでは、結婚に向かない人とは、どういった人のことをいうのでしょうか。あくまで一例ですが、代表的なタイプを挙げてみました。

 

①性格の不一致が起こりやすいタイプ

人にはそれぞれ個性がありますから、性格が完全に合う夫婦など存在しなくて当たり前です。しかし、離婚の原因として最も多いのが、実は「性格の不一致」なのです。もちろん性格の相性もありますが、夫婦がお互いに譲らない性格ではうまくいかないでしょうし、どこかで折り合いをつけていくしかない場合もあります。そう考えると、離婚経験の多い人は、配偶者に合わせることができない、融通の利かない性格をしている可能性もあります。

 

②結婚しても、独身時代の気楽さを求めてしまうタイプ

家族といえども、育ってきた環境・習慣も違えば、違う人間ですから、まったく同じ考え方や価値観をもっているはずがないですよね。ときには相手に合わせることも必要になってきます。自由な独身時代と比べてしまうと、窮屈な思いをすることがあるかもしれません。それはごく自然なことなのですが、そうしたライフスタイルの変化を受け入れられない人がいます。とくに、一人暮らしの生活が長かった人にこうした傾向があるようです。

もちろん、結婚をすることで得られるメリットも数えきれないほどあるはずなのですが、独身時代の良い思い出がよみがえってきて、結婚のデメリットばかりが目についてしまうのでしょう。しかし、独身の頃は反対に、独りきりでいる寂しさがきっとあったはずです。その寂しさを忘れて離婚してしまうため、再びつらくなってしまったときに、今度は結婚したときの温かさや安心感を思い出して、再婚したくなるのかもしれません。

 

③現状に満足できず、理想を追い求めてしまうタイプ

結婚すると、付き合っていたときには気づかなかった相手の欠点が次々に見えてきて、「こんなはずじゃなかった!」と、げんなりしてしまうことは、どんな夫婦にも少なからずあると思います。そこで冷静になってみれば、「自分にも欠点があるから仕方ない」「長所だってたくさんある」などと前向きに考えることもできるはずです。しかし、そんなときに、「本当にこの人でいいのか、もっといい人が世の中にいるのではないか」と思い込んでしまう人がいます。積極的で、行動力のある人に多い傾向があり、「よし、次にいこう」と、迷うことなく離婚を決断してしまいがちです。こういったタイプは、一度、離婚を考え始めると、踏みとどまることが難しくなるようです。

 

④一度離婚を経験してしまうと、夫婦の問題が起きた際に、夫婦関係を継続しようとする気持ちに踏ん張りがきかない。

過去に離婚を経験すると、再婚相手と何か問題が生じた時に、それを解決しよう、修復しよう、といった気持ちはあるのですが、その頑張り度合いが、初婚時に比べて格段に下がってしまう方が多いのです。また、一度離婚経験していると、「離婚」に対するハードルが下がり、免疫ができている関係から、再離婚を繰り返してしまうというわけです。

 

再婚をお考えの方には、少しでもお役に立てればと思います。

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