A.安易に相談するのはちょっと待ってみてください。
離婚は夫婦だけの問題でなく、子どもにも大きく影響すること。だからこそ、子どもの気持ちをしっかりと聴いてあげることは、とても大切なことだと思います。ただ、子どもの年齢、理解力や、学業などの状況を見て判断したほうがいいでしょう。
また、「誰かに相談する」ということは、「相手に責任の一端を負わせる」ことでもあります。相談された子どもは、もしかすると、自分の発言に責任を感じてしまう可能性も。
すると、「両親が離婚することになったのは自分のせいかもしれない」という、“重荷”を背負わせてしまうことになりかねないのです。
離婚が子どもに与えるストレスは計り知れないものがあります。
両親のどちらかと会える回数が減ったり、姓が変わったり、引越しや転校など、さまざまな変化がいっぺんに起こることで、たいへんな負担がかかってしまいます。
それを念頭に置いて、相談するかしないか、相談するとしてもどこまで話し合うのか、じっくりと考えてみてください。
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