A.有料道路でETCを利用している場合は、通行履歴が残りますので、郵送で送られてくる明細書で行き先を確認できます。もし、「明細書がなく見られない……」という場合も、インターネットから簡単に利用履歴を照会することができます。
「ETC利用紹介サービス」という、下記のウェブサイトで調べることができます。
以前は登録型と非登録型の2種類がありましたが、2016年7月から登録が必須になりました。
登録には、
①ETCカードの番号
②過去の利用年月日(過去15か月以内のいずれか一日)
③車載器管理番号
④車両番号(ナンバー)
⑤パソコンのメールアドレス(携帯電話・PHS等のメールアドレスは不可)
が必要です。
少々わかりづらいのが、③の車載器管理番号です。車載器に取り付けられている19ケタの識別番号で、ETCをセットアップした際の申込書の控えや、セットアップ証明書、車載器本体に貼られているラベルに書かれています。セットアップ申込書の控えや証明書は、車検証などの重要な書類と一緒に、ダッシュボードの中などにしまい込んであることが多いようなので、チェックしてみてください。
登録の手順は次の通り。
「ETC利用紹介サービス」のメニューから新規登録を選び、クリック
↓
パソコンのメールアドレスを仮登録すると、メールが届く
↓
メールに表示されているURLから申込ページを開く
↓
「ETCクレジットカード、ETCパーソナルカードご利用の方」の方の入力画面へ
↓
上記の①~④、ユーザーID、パスワード、秘密の質問と答えを入力します。
※①~④の内容に間違いがあるとエラーが出て、登録作業を進めることができません。
登録が完了しても、利用明細が表示されるまでに4時間程度かかるようです。利用明細は、PDF形式またはCSV形式で保存することができるので、印刷もできます。
<ETC利用履歴発行プリンターを使う場合>
登録作業時、何度もエラーが出るなど、どうしても登録を完了できないときは、「ETC利用履歴発行プリンター」を利用する手もあります。ETCカードに記録された利用履歴を読み取り、利用明細書を印刷できるプリンターで、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアや、オートバックスなどの一部のカー用品店にも置いてあります。
「ETC利用履歴発行プリンター」を設置している店舗は、次のページで確認できます。
http://www.go-etc.jp/detail/history/print_shop.html
ETC利用履歴だけでは、浮気の証拠にはなりませんが、「行き先を偽っていないか」「怪しい行動をとっていないか」をチェックするには、とても役立つサービスです。普段からご主人の予定・行動をメモしておくといいと思います。
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