長い間、結婚生活を送っていると、どうしても我慢できないことは、どの夫婦でも大なり小なりあることでしょう。
結婚して家族になったからといっても、元々は他人なわけですから喧嘩して当たり前です。
ただの喧嘩で済めば良いですが、それだけでは収まらず最悪の場合は離婚してしまうケースもあります。
では我慢しきれずに離婚してしまうケースは、最近ではどのような場合があるのでしょうか?確認していきましょう。
┃性格の不一致
離婚の原因で一番多いのがこの性格の不一致ではないでしょうか。
結婚する前は「趣味も合うし性格も自分にぴったり!」と思っていてもいざ結婚してみると微妙な食い違いが生まれるものです。
味の好き嫌いや室内温度の好み、掃除の仕方、頻度など細かいところが気になり始めます。
そして良いところは目に入らず、悪いところだけに注目してしまいます。
特に子供が生まれてからは子供の教育方針の違いや、子育と家事・仕事の両立など負担が増え、パートナーに対する不安は溜まっていく一方です。
次第に会話も減っていき、結婚する時には想像も出来ない感情となり、「一緒にいるだけでも嫌」 「顔も見たくない」 「同じ空気を吸いたくない」 という状態になります。小さなすれ違いが積み重なって離婚につながってしまうのです。
┃パートナーの不倫
付き合っていた頃から女癖が悪く何度か浮気をされてしまったけど、結婚したり、子供が生まれれば変わってくれるだろう、改善するだろうと考える人も多いかと思います。
しかし、一度の浮気ならまだしも、何度も浮気を繰り返してしまうのでは考えものです。
子供のためを思ってと我慢をし、離婚しない方もいますが、あまりにも頻度が多いと我慢しきれない気持ちも分かります。子供の教育のことを考えるなら浮気性なパートナーと一緒に暮らすよりも、離婚して別々に暮らした方が、自分のためにも子供の教育のためにも良い方向へ進むことでしょう。
┃パートナーからの暴力、モラルハラスメント
離婚は夫婦二人の問題ですので、どちらにもすくなからず原因があるという考えもありますが、時には一方的に片方が悪い場合もあります。
例えば暴力を振るわれたり、精神的に追い込まれる「モラハラ」をされるケースです。こちらもカップルの段階では全然そのような行動を起こさなかったのに、結婚をきっかけにDVやモラハラを行う人が多いです。
正直申し上げて、DVをしてしまう方につきましては、治る、改善するといった見込みはかなり低く 「DVは治らない」 といった専門家の見解が多いのです。
DVの場合は体に傷が残る場合もありますし、命の危険にもつながります。少しでも身の危険を感じた場合は警察などの支援センターに相談し助けを求めるようにしましょう。
離婚することはどうしてもネガティブなイメージをもたれやすいです。女性の場合は特に今後の生活や周りからの評判などが気になってしまうでしょう。しかし、無理をして一緒に暮らすことが幸せにつながるとも限りません。どうしても我慢できない時は誰かに相談し、離婚する道を選択するのものも一つなのです。
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