A. それは、「お腹が減って倒れそうなので、スーパーでおにぎりを万引きしました。私は悪くないです。」 と言っているのと同じことです。
私は今まで、数々の夫婦問題を見てきましたが、奥様から離婚を迫られている状況で、蓋を開いてみたら奥様が浮気をしていた。バレたとたんの典型的な主張です。
また、その親も娘の主張に輪をかけて加勢するケースも多くございます。
┃浮気がバレた時の奥さんの典型的特徴 ～キレるタイプの奥さんの場合～
今までの夫婦生活で、あなただって怪しかったことがあった、あの時夫婦生活を拒まれた、私を求めて来ない！こうなる前に話し合いたかった、あの時お金を助けてあげた、そのお陰であなたは今はお金があるから探偵なんか使った、ズルい！ひどい！私は悪くない、卑怯者！…からのぉ～ 泣き落とし＆同情話 …などなど。
また、自分のペースに持って行きたいため、弁護士などの第三者が入るのを極端にイヤがり、２人きりでの話し合いを求めてくるのも、大きな特徴の１つです。
更に、計算高い女性はその後、復縁を匂わせ、うまく旦那さんがフラッと戻って来たら、そのハラの内を隠して、コトが収まるまで婚姻を続け、タイミングを見計らい…旦那さんのせいにして自分から離婚を切り出します。まるで自分は悪くないかのように…。恐ろしいですね。
離婚を切り出されるのは、およそ１年後くらいでしょう。うまく懐に入った奥さんはその１年間、猫をかぶってせっせと離婚対策、そう、お金の対策です。世間体とお金をダブルで手に入れようと考えます…。もう悪魔ですね。
旦那さんは、あの時離婚しておけば良かったと、皆さん後悔されます。
私はこのような、様々な悪あがきや、数々のもくろみを目の当たりにしてきました。
自分の浮気の事実の、棚上げ、すり替え、謝らない、猫なで声、泣き落とし。終いには、こうなって初めて気づいた、あなたを愛してたとか言い出だす始末。もう何でもアリです。
そんな姿を見ていつも感じるのが、冒頭の「スーパーの万引き」です。
言葉を置き換えると、
おにぎり→ 年下の男性
お腹が空いたので仕方なく→ 寂しかったので仕方なく
万引きした→ 不倫した
バレて店長に食ってかかる→ バレて旦那に食ってかかる
本当は店長のことが前から好きで気を引きたくて→ あなたのことが好きで私を見て欲しくて
警察に言わないでと店長を泣き落とし→ 調停しないでと旦那を泣き落とし
警察に引き渡される際に捨てゼリフ→ 調停となると悪魔に戻る
警察に行っても悪あがき→ あわてて証拠を用意して見破られる
法律で裁かれた後、恥ずかしい思いをする→ 法律で裁かれた後、恥ずかしい思いをする
となります。
ご覧の通り、最後は同じ結末です。分かりやすいですね。
┃法律的には・・・？
さてさて、ここで焦点となるのは、第三者から見て夫婦生活が破たんしていたかどうか、その一点です。
夫婦生活の破たんの状況、定義については過去に何度かご紹介しておりますが、簡単におさらいすると、長期間別居しているかどうか（１～３ヶ月の強引な別居ではダメです※①）や生活費を入れない、働かないとか、DVがひどい（リモコンを壁に投げつけるくらいでは微妙です）、そして、パートナーの浮気の証拠があるか、この辺りです。お腹が空いていたかどうかは関係ないのです。
※① 更に言うと、強引な別居後に、すぐに浮気が発覚すると浮気をしたいが為の別居となるため、余計に悪質と判断されます。
よって、第三者が客観的に夫婦喧嘩の範囲内と感じるのであれば、あなたが年下男性と一線を越え、証拠を撮られた時点で不貞行為、有責配偶者となってしまうのです。
旦那さんが離婚したいと言えば受け入れなければなりません。調停しても離婚が認められないことはないでしょう。また、慰謝料の支払いも逃れられません。
親戚に知れると恥ずかしいでしょうが、大丈夫。あなたには、ベッキーも矢口っちゃんもついてます。
もし、夜の夫婦生活を拒まれたのであれば、いつ、どんな言葉で、何回断られたのか、そのやりとりの音声などを録音しておく必要がありますし、過去に異性の影があったとしても、その証拠がなければ、鼻をほじりながら「夢でも見てたんじゃない？」となります。
DVを主張するのであれば、DVを受けた日時、状況、診断書、患部の写真、ICレコーダーの音声などを保存しておく必要が出てきます。生活費の問題であれば家計簿、通帳などの収支が分かる書類が必要です。
毎日つけている日記があればいいでしょうか？と、良く聞かれますが、無いよりはいいですが、それだけでは不十分でしょう。
また、日付けの飛んだ日記を目にしますが、逆に調停員から偽造を疑われ、マイナスになるケースもございました。
このように、第三者が納得できる破たんの証明をするのは、いかに難しいか、重要なのか、きちんとした証拠をあなたの主張の全てにおいて用意しないといけないのかが良く分かります。
うっぷんや言いたいことを並べても、空に向かってパンチをしているのと一緒です。私はこれを「空中パンチ」と呼んでます。
┃まとめ
近年、女性の浮気が増え、その隠ぺい工作、演技力は女優並で、更に、旦那さんへの鬼のような挑発行為や離婚を迫る姿には、目を疑うものがあります。鬼かと思います。
しかし相手に探偵がついたとなればそうはいきません。私達はこの手の問題を生業としています。言い換えれば毎日毎日このような事例を見てきているわけです。
毎日離婚の問題に直面しているプロがついたら、スマホで調べた浅知恵では敵うわけがないのです。
残念ながら素直に白旗を上げ、謝罪し、旦那さんに円満に解決するお願いをする方が得策です。あなたはあくまで、お願いする立場なのです。可愛げのある妻として夫婦生活を終わりにしましょう。
もしくは、あなたのした万引きは、悪くないんだと警察に行っても言いますか？ 私は「飛ぶ鳥、あとを濁さず」がよろしいかと思います。
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