結婚適齢期の女性における素行調査の有効性
近年のご依頼の中で、彼氏の素行調査というものが増えつつあります。
依頼者は30代前半の女性が圧倒的に多く、その内、夜のお仕事の女性、いわゆるキャバクラなどで働く女性からのご依頼が、約半分を占めます。
以前にもこの事について少し触れましたが、今回は傾向と対策などをお話したいと思います。
相談内容は、彼の素行調査。
彼の自宅を知らないで付き合っている、もしくは、これから交際を考えている、といったケース。
結婚適齢期を逃さまいと、現在お付き合いしている男性、もしくはアプローチされている男性の素行を短期間で見極め、自分と合わない点、もしくは男性の今までの発言に嘘がないかを確かめるべく、調査を行うのであります。
調査結果は約9割が自分の思い描いていた男性像と違った、発言に嘘があったとの結果であります。
本人もそれなりに怪しいと感じて調査を依頼されるのですから、9割が残念な結果という事も納得できます。
更に、その中でも気になるのが、既婚男性が、水商売の女性を口説く際の行動が、とても特徴的なのです。
これはあくまで傾向ですので、この限りではありませんからご理解下さい。
まず、依頼者女性は自分の勤めるキャバクラやスナックでその男性と出会います。
相手男性はお金を気にせず、お店では派手にお酒を飲みます。
高級車に乗っており、何らかの会社を経営していたり、管理職である。そして、自分はバツイチ、独身とおっしゃります。
既婚者でありながら、独身と言ってしまう・・・。
ここが問題なのです。
キャバクラ嬢の皆さんにアプローチする際、差し出す名刺は、何故だか大体が本物であります。
名刺が本物という事は、私たちにとっては自宅の割り出しは簡単で、すぐに判明します。
行ってみると一戸建てが多く、玄関先に三輪車や学校で使うような物がおいてあったりします。
夏休みなら子供の名前入りのアサガオの鉢植え、冬ならソリやミニスキー。
晴れの日の昼間であれば、洗濯物や干してある靴などからも、家族構成が見えてきます。
休日となれば、依頼者が今まで見たこともない、家族と楽しく過ごす彼の姿や、奥さんの姿を見ることになります。
依頼者の女性は、調査結果を知ってガッカリされますが、その事実を相手男性に伝えないまま、付き合っていれば別れる、付き合っていないならイイお客さんとして、しっかり捕まえておく。
調べられた男性はその事に気付かないまま、相変わらずその店にせっせと通い、お金を使うのです。
あっという間に調査費用を稼いでしまう女性も多いのです。
深いですね・・・。
ここまでの調査で日数が3~4日。費用がざっと10万円~30万円。
そんな調査がここ最近増えております。
高いと思うか、安いと思うか。
男と女、特に夜の世界ですから駆け引きも多い事でしょう。
しかし、時間が過ぎるのは速いものです。
「こんな年だし、親も年だし、あなたしかいないし〜、ねぇ〜♪」
と、大黒摩季のらららを聴いて共感し、妻子持ちの彼に、いつまでもすがって生きて、後に裏切られたり…。
既婚男性お決まりのセリフである、「妻とはもう終わってる、もうすぐ離婚するから」 などという言葉を信じて待っても、いつまでも離婚しなかったり…。
なんて事にならない様に、注意が必要なのです。
無駄に付き合った時間は取り戻せませんので・・・。
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