依頼者は奥様で、旦那さんの浮気の調査、証拠撮りでした。
2ヶ月に渡って調査をさせて頂きましたが、結果は、調査の時期が悪かったのか対象者が浮気相手とは一度も会わず、よって証拠まで取る事ができませんでした。
しかし、この案件は当事務所に調査依頼の以前に、旦那さん、愛人共に不貞の事実を認めていた為、依頼者の方はこの一連の不貞騒動に終止符を打ちたいと、相手女性に対して警告書を通知し、この不貞事件においての「謝罪と今後、電話、メールを含む配偶者との連絡を一切しない旨」を求めた内容で、書類作成を弁護士に依頼致しました。
当事務所としては弁護士の紹介、その際の弁護士との打合せの同席などを、お手伝いさせて頂いた所で、本案件が終了となりました。
調査を終えて思ったことは、世間的には弁護士や探偵は、その費用も含めてとてもハードルが高く、また遠い存在と思われている方が多いことを改めて感じました。
そして逆に、昨今のテレビドラマやネットの情報などで「不倫」ということについてのハードルが非常に低く、又、罪の意識も低く、軽い気持ちで不倫に及んでしまう方がとても多いのであります。
歴とした不法行為である事も知らず、そして、その行為により、どんな社会的制裁を受けるのか、どれほどのものを失うのか、大変なリスクがあることを分からない方が、たくさんいらっしゃいます。
夫婦というのは籍に入っている配偶者が、法律上一番強い立場にある事も知らずに、旦那に浮気されるのは奥さんが悪いのだからと、奥さん本人に愛人が言い放ったりする方がいる一方、そしてそれに立ち向かう知識が無い為に、泣き寝入りしてしまう方が多いのです。
私は個人的に、離婚を最初から進めたりはしたくありません。夫婦という絆がそんなに弱いものとは思いたくはなく、まずは修復を考え、それに向けて頑張って頂きたいと思っております。
不貞の有効期限は3年間もあるわけですから・・・。
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さて、今年も残すところあと2日。皆様にとって2016年はどんな年でありましたか?
来年は酉年。皆様の鳥のような飛躍を心よりお祈り申し上げます。
また、当コンテンツであります 「浮気調査プラス」 は、2017年1月16日より再開いたします。
それでは皆様、良いお年を!
とちぎ探偵事務所 菊池利孝
(ご相談は、お正月でもお気軽に ⇒⇒ とちぎ探偵事務所)
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